「エサ代などなにかとお金のかかる石鯛釣りなので少しでも安くしたい」、「自分で作った仕掛けで釣ってみたいけど作り方がよくわからない」という方のために今回ベーシックで応用もきく遠投天秤仕掛けの作り方をご案内します。
ちなみに釣かつは和歌山なので基本、置き竿になります。前回の首振りワイヤーハリス編と合わせてご覧ください。
今回も石鯛仕掛けには手巻きとスリーブ止め2種類あるのですが、簡単で強度のあるスリーブ止めで紹介します。
写真にそって順番に作っていただければ誰でも簡単に作れるので是非ともチャレンジしてみてください。
石鯛仕掛け 自作方法 〈遠投天秤瀬ズレワイヤー編〉必要道具
左からものさし、ハンドプレッサー、ニッパー、ラジオペンチ、ハサミです。
石鯛仕掛け 自作方法 〈スリーブ止め遠投天秤瀬ズレワイヤー編〉材料
◆石鯛ワイヤーです。
釣武者の37番
◆石鯛天秤パイプです。
ガルツの遠投用
遠投から竿下までマルチに対応出来ます。
パイプが長めで、捨て糸に重りをつけた時はハリスから捨て糸まで離れているので糸絡みも少ないです。
もとから糸通りもいいんですが、パイプを切って短くしてもっと糸通りを良くすることも出来ますし、天秤に重りを直付けして竿下に置くこともできます。
1番は根掛かりの少なさです。
◆スクリューサルカン・スイベルです。
NTスイベル徳用スリムコーク NTパワー クロ/0
◆サルカン・スイベルです。
NTパワースイベル size1
◆シリコンゴムです。
釣武者のシリコンゴム1.4φ✖️3.5φ クリア、レッド、ピンク3色あります。
◆ステンレスクリップ・ダブルスリーブです。
ヤマシタのステンレスクリップSSもしくはヨーヅリのダブルスリーブSS
どちらでも良いと思います。
◆100均のパール玉と袋
スリーブ止め遠投天秤瀬ズレワイヤーの作り方
では早速作っていきましょう。
シリコンゴムは1.5cmに切って2つ用意しておきます。
ワイヤーにシリコンゴム、スリーブ、サルカンの順に通します。
サルカンの輪っかを持って軸にワイヤーを巻き付けます。
短い方のワイヤーをサルカンの軸に2回転半巻き付けて、最初に通したワイヤーの反対側から通します。
短い方のワイヤーをラジオパンチで引っ張ります。
初めに通しておいたスリーブを戻してきて
SSのところで思いっきりカシメます。
通しておいたシリコンゴムをスリーブに被せてサルカンの方は出来上がり。
瀬ズレワイヤーの長さは1ヒロ(約1.5m)と矢引き(約90cm)の2種類用意することが多いです。
遠投用に矢引きの長さ、根が荒いところで1ヒロを使うようにしています。
用途に合わせてワイヤーをカットしてください。
では反対側のスクリューサルカンのほうを作っていきましょう。
ワイヤーに天秤パイプ⇨パール玉⇨シリコンゴム⇨スリーブ⇨スクリューサルカンの順に通します。
サルカンと同じように輪っかを持って軸に2回転半回して反対側から通します。
スリーブを戻してきて思いっきりカシメます。
短いワイヤーを切って
シリコンゴムかぶせれば完成です。お疲れ様でした。
次回釣行に備えて大切に保管してください。
まとめ
なにかとお金のかかる石鯛釣りですが、瀬ズレワイヤーも市販のものですと大体一つ500円ぐらいすると思います。
手作りすると半額もいらないぐらいの金額で出来ますし、何より作ってるだけで楽しく、釣れた時の嬉しさもより一層大きくなります。
是非チャレンジしてみてください。
もし万が一わかりずらい点や、もう少し詳しく説明してほしいなどのご要望があればコメント欄でも、お問い合わせ欄でも結構ですのでご連絡ください。わかるまで解説させていただきます。
今回瀬ズレワイヤーを解説させていただきましたが、あわせてハリスワイヤー編もご覧ください。
【石鯛仕掛け】初心者にも簡単な作り方スリーブ止め首振りハリスワイヤー編
最後になりますが、ワイヤーの切れ端には十分注意してください。特にご家族で奥さまやお子さまがいらっしゃる方は手足などに刺さると、釣り禁止なんてことにもなりかねませんので十分注意してください。
では最後まで読んでくださりありがとうございました。