釣り友HDからこんなLineが届きました。
釣果だけのシンプルなLineです。
なになに、メジロ23匹に真鯛13匹、石鯛まで!
「行きますか?」「行きましょう。」
Lineのやりとり2行で釣行決定です(笑)
HDは船釣り、カセ釣りメインで、あまり磯は行きません。
実は釣りかつは、カセ釣り2回目の超初心者です。しかも前回はグレ狙いだったので実質、青物狙いのカセ釣りは初めてです。
かなり楽しみな反面、わからないことだらけです。
今回はHDのおかげで超初心者にもかかわらずタイトルにあるようにブリ、メジロ、ハマチの爆釣でした(釣りかつのブリは次回に持ち越し)。
今回はカセ釣り青物、超初心者が準備から爆釣するまでをまとめました。
これから串本カセ釣りを初めてみようかなという方の参考になれば幸いです。
串本カセ釣り青物狙い初でしたが、腕パンパンのかなり豪快な引きが楽しめます。
お勧めです!
串本カセ釣り えり丸
まずカセ釣りとはどんな釣りかといいますと、マグロの養殖場の近くに設置されたカセ(小船)から釣ります。
カセにはトイレも着いてるので女性の方や子供さんでも安心です。
実際夏休みで小学生の子供さんも来られてました。楽しそうな声が聞こえてました。
今回お世話になったのがえり丸さんです。
和歌山県 須江 白野港の駐車場に車を止めてすぐそこから出船です。
結構雨も降ってるなか、朝の早くからちょっとあたおかな人達がいっぱいいます(笑)お前らもやろ‼️←1人ツッコミ(笑)
車に積んで氷を持ってきてくれました。
無料で配ってくれます。
流れは
1.クーラーに氷を入れる。
2.名前を呼んでくれるのでクーラーなどの荷物をスタッフに渡す。竿だけは自分で持っておいてください。
3.全員の荷物を積み込んでくれてから、竿をもって乗船です。
カセまでは5分、10分ぐらいで着きます。
では早速釣果に行ってみましょう。
串本カセ釣りの釣果
とにかく青物は朝の地合いが勝負ということで、朝一は完全フカセの竿一本で臨みます。
ちなみに暗いうちからカセに乗り込むのでヘッドライトは必須です。
カセに乗り込むとまずイワシを撒いて青物をカセに寄せることです。
頼んでおいたイワシのエサはあらかじめ解凍してカセに積んでくれます。
それから竿を伸ばして5号のゴム貼りガン玉を鈎から50cmぐらいのところにセットします。
サシ餌(まき餌のイワシと同じ)を鈎にセット。
早速エサ投入です。
石鯛リールのカウンターがゆっくりと水深を刻んでいきます。
ちょうど20mぐらいを過ぎた時です。
突然石鯛リールのスプールが激しく回り出しハリスが勢いよく出ました。
すかさずリールのクラッチを入れると竿先が思いっきり海面に吸い込まれます。
竿が持っていかれそうになり慌てて体制を立て直します。
その後も竿先が水面に何度も吸い込まれます。
何とか竿の胴に耐えながらリールをゴリ巻きしてると一投目から
きましたー
いきなりメジロクラスがきました!
手際よく絞めてエラの付け根を切って血抜きします。
続いて鈎にイワシをセット、投入します。
石鯛リールのカウンターが20mぐらいを過ぎるとまたまた
きましたー
その時の動画です。一緒に乗ったT-ヒロくんが撮ってくれました。
良ければご覧ください。↓↓↓
あまり慣れないもんでへっぴり腰ですね(笑)
その後も一投1匹です。リールのカウンターが20mを越えると25mだったり30mだったりで食ってくれるのでドキドキします。
腕パンパンで息も乱れてきました楽し〜!
さて一緒に乗ったT-ヒロくんですが、朝一からいい竿の曲がりをしてますがハリスのチモト切れ連発で思うように釣果がのばせてません。
10号のフロロなので多分サワラか何かでしょう。
その後今までに無い竿のまがりがきました。これは間違いなくデカイ!
リールを強引に巻き上げると何か嫌な音がしました。リールが巻けません。ドラグでもクラッチでもありません。多分リールの中のギアが飛んだと思われます。
今の竿のまがりはリールをぶち壊すほどのバケモノブリだったのでしょうか⁉️
リールが使えないT-ヒロくんは漁師になりました(笑)
漁師スタイルも様になってます(笑)
手釣りになったT-ヒロくんはメジロ連発です!
タモも入れずに手釣りでバンバン手返し良くぶち抜いていきます(笑)
そしてついにT-ヒロくんの竿ではなく手に
きましたー
ブリです! 顔つきがちがいますね!
青物の釣果を伸ばすコツはとにかく朝の地合いを逃さないことと、朝一にまき餌をしてカセに寄せた青物を散らさないことです。
そのために朝の地合にまき餌を集中して、かかった時も釣れた後も魚が散らないように、まき餌を打ち続けることです。
その点T-ヒロくんはカセ釣りベテランなのでまき餌を切らさずにうってくれました。
おかげでそうこうしてる間に釣りかつのクーラーもパンパンになってきました。
ちょうどその頃には、さっきまでは底までエサが落ちるまでに食ってきてたのが、底までエサが通るようになってきました。
青物用の竿を竿受けにセットして、サシエを底から5mぐらいのタナにおきます。
青物が落ち着いてきたので次はマダイ狙いの竿をセットします。
HDは、もうその頃には青物用の完全フカセと天秤フカセに胴付きと3本出ししてました。
仕掛けについては後ほど紹介します。
船竿30号に太鼓リール、4号フロロ、カゴをつけてその下に市販のマダイ用胴付き仕掛け、オモリは25号をセットしました。
カゴに買ってきたオキアミ生のLLを入れます。サシエもオキアミ生です。
この船竿はHDがタックルベリーで990円で買ってきてくれました(笑)
1番下のハリスが底ベタになるぐらいのタナまで仕掛けを入れると
きましたー
ウスバです。
続いて
きましたー
サンバソウです。
ポツリポツリと青物の置き竿にもきます。
そしてマダイ用の竿に仕掛けをセットしたT-ヒロくんはお土産用のアジとサバを追加しまくってます。
まだまだ時間はありますが、もう48Lクーラーが満タンでフタが締まりづらくなってきました。
最終4時までのところですが早上がりです。
当日使用の仕掛けとタックルを紹介します。
カセ釣りの仕掛けとタックル
カセ釣りには代表的な仕掛けが3つあるみたいです。
一つは完全フカセ、二つ目は天秤仕掛け、そして三つ目は胴付き仕掛けです。
その内の完全フカセの青物狙いと真鯛狙いの銅付き仕掛けの2本出ししました。
完全フカセは糸と鈎だけのめちゃめちゃシンプルな仕掛けです。
- 磯竿4号
- 石鯛リール
- フロロカーボン10号通し
- タマミ鈎 18号
- ガン玉5号
- エサ 冷凍イワシ
竿のテンションを楽しむのであれば磯竿4号でいいと思いますが、手返しをよくしたいのであれば、磯竿の5号以上がお勧めです。
初めはフロロカーボンの通しに違和感があったんですが、誰かが「カセがウキなのでそこから伸びる糸はハリスだからフロロカーボンでええんや」と言われ、なるほどと納得しました。
もう一つの仕掛け、胴付き仕掛けです。
- 船竿 30号
- 太鼓リール
- フロロカーボン4号
- マキエカゴ
- 市販の銅付き仕掛け
- オモリ 25号
- マキエ、さし餌 オキアミ生LL
これもシンプルな仕掛けでウスバにサンバソウと楽しませてくれました。
あと画像に載ってますが、竿受けと尻手ロープは必須みたいです。
付けておかないと竿とリールごと海中に持って行かれるみたいですので必ず用意してください。
まとめ
今回HD親子とT-ヒロくん、釣りかつの4人でブリが1匹メジロが13匹ハマチが10匹、ウスバ3匹、メイチ鯛1匹、サンバソウ10匹サバ6匹の大漁でした。
釣りかつも4号磯竿が頻繁に胴まで曲がる体験が出来てめちゃくちゃ楽しかったです。
しかも釣れたお魚は美味しい!
湾内なのでほとんど揺れることもなくトイレも完備してるので子供さんから女性、年配の方までファミリーフィッシングとして楽しめると思います。
ファミリーフィッシングとして気軽に楽しめて、釣れるお魚はファミリーフィッシングにあらず本格的な船釣りのお魚が狙えます。
お父さんは青物、お母さんはマダイ、子供さんはあえて細ハリスでアジ、サバ狙いなんかどうですかね。
釣りかつも機会があればまた是非とも行ってみたいです。
追記です。実はその後立て続けに2.3回と行ってきました。沼のフチにハマってます(笑)
その時の様子です→えり丸 串本カセ釣りブログ エサ取りまみれからの…釣りかっちゃん番外編
では最後までお読みくださりありがとうございました。