早くも11月になりグレの釣果が聞かれるようになってきました。
グレ釣りに行きたいのはやまやまですが、今年は新たにするするスルルーやらカセ釣りをやったために秋の石鯛の顔を見てません。
石鯛が釣れる時期は年間おもに2回あります。一つは春の乗っ込みシーズン、もう一つは水温が下がり始める秋のシーズンです。
秋磯の石鯛の顔を見るまではグレ釣りには行けなーい!(←そんなことはありません笑)と勝手に思い込み石鯛釣りに行ってきました。
和歌山南紀白浜地磯
今回の地磯は前回の某有名地磯での釣行【石鯛地磯釣行】和歌山県南紀白浜ではなく、カゴ釣りさんとかフカセ釣りさんがよく来られる磯で、ほとんど石鯛釣りをしている人を見かけません。
今回の釣行時もフカセさんに話しかけられて「ここ石鯛いるんですか?浅いでしょ」と言われました。
確かにここは仕掛けが着水してからほとんど道糸も出ていきません(深い所だと仕掛けが着水してからかなり道糸が出ます)
この場所は石鯛釣りの人からすれば穴場ですが実は去年一日で3枚釣れた実績のある所です。
いつもの紀の国屋さんでガンガゼを調達して出発です。
当日の海況
11月初旬 天候 晴れ 大潮
満潮 4時28分 干潮 10時30分
波高 凪
風 微風→強風
日の出 6時21分
石鯛 秋磯の釣果
当日、日の出が6時21分と言うことで日の出のだいたい40分前の5時半過ぎに磯の釣り座に到着するようにしました。
日の出40分前から薄明るくなってきて、日の出のだいたい30分前になるとライトが要らなくなります。
なのでいつも日の出の40分ぐらい前に到着、ゆっくり10分~20分ぐらいかけて準備をしてちょうど明るくなる頃に第一投目です。
日の出です。
普段生活してて朝日を見ることなんかほとんどないんで、この朝日が見れるのも釣りのいいところですよね。
何投かして様子をみますが、エサのガンガゼがまんま残ってきます。
全くエサが入ってないんでエサ取りもいないでしょう。
ということでガンガゼを2個がけにして下の鈎に刺すガンガゼを5厘刈りに散髪。
白くなるまでトゲを刈ることを5厘刈りと言ってます。こんな感じ。
上の方のガンガゼを切れ目を入れて縦にウニ通しを入れます。
こんな感じです。
これで何投かすると今度はなんの当たりも反応もありませんが上のガンガゼだけ無くなります。
しばらくこれで様子見です。
当日の海の様子は、道糸が下りの潮が入って若干左に流されてます。
波は凪で、凪はいいんですが海面にはなんの変化もありません。
釣り開始から約2時間が経過しました。
竿先はピクリともしません。
相変らず5厘刈りのガンガゼがそのままです・・・
ボーと海を眺めていると潮目が出てきました。
初めて海面に変化が出ました。
するとさっきまでなんの変化もなかった竿先がトントンと小気味よく引っぱられてます。
2個がけなんで鈎までは辛抱です。
あまりにも食い込まないので送りこもうかとクラッチを切った途端です。
スプールが突然勢いよく回り始めて道糸がすごい勢いで出ていきます。
走り出しました❗️
クラッチを戻してピトンから竿を抜くとギューンッと竿に気持ちのいいテンションがかかりました。
40m以上遠投したうえに少し走られたのでテンションを感じながらやりとりをしてぶち抜くと
きましたー
待望の石鯛です‼️カッコいいです‼️
活かしバッカンに石鯛を入れて、さっきと同じ41m地点に仕掛けを投入します。
さっきまで出てた潮目がすぐに消えました。
竿先には何の反応もないにもかかわらず、ついさっきまで5厘刈りのガンガゼが無傷だったのが一瞬にしてすバリです。
海の様子が変わりました。
仕方ないので今度はロン毛にカットです。
ロン毛にカットして投入してしばらくすると虎刈りになってガンガゼが返ってきました(笑)
一部だけ誰かに5厘刈りにされてます(笑)
このまましばらく置いておくとまた、なんの反応もないのに素バリです。
風がだんだんきつくなってきました。
その時の天気図です。
低気圧が東に抜けて西高東低になってます。
体感で風速8m以上でしょうか。
思いっきり竿を振っても30m飛ばなくなってきました。
この地磯は少なくても35m以上投げないと根がかり連発します。
案の定根がかりしました。
どんだけ投げても30mぐらいしか投げれなくなってきたので11時過ぎに撤収です。
1日を振り返るとエサ取りの当たりもひっくるめて当たりは一回だけでした。
何とか秋磯できてくれました❗️
おかげで心置きなくグレシーズンに入れます(笑)
ありがとう😆
当日の仕掛け
竿 … シマノ リアルパワー石鯛 MH
リール … ダイワ トーナメント石鯛Z40
道糸 … ナイロン20号
瀬ズレワイヤー、ハリスは自作です。
詳しくは各瀬ズレワイヤーと石鯛ハリスをご覧下さい。
【石鯛仕掛け】初心者にも簡単な作り方スリーブ止め遠投天秤瀬ズレワイヤー編
【石鯛仕掛け】初心者にも簡単な作り方スリーブ止め首振りハリスワイヤー編
まとめ
今回、「秋磯の石鯛の顔が見れるまでグレのシーズンに入れなーい」と勝手な思い込みの石鯛釣行でしたが、何とかカッコいい石鯛の顔を見ることができました。
お造りにして美味しくいただきました。
正直な物で美味しいものは箸が進みます。あま〜い。
あっと言う間に無くなってしまいました(笑)
自然の恵みに感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。