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シブダイ用リールは「軽さ」より、根から離す強さで選ぶ
シブダイ(フエダイ)は、掛けた直後に根へ向かって突っ込む力が強い魚です。汎用の小型リールでも釣れる可能性はありますが、良型や荒い磯を想定するなら、ボディ剛性・ドラグ・太糸の糸巻量に余裕のあるSWリールが安心です。
この記事では、電気ウキ釣りやするするスルルー(スルルー釣り)で使いやすい大型スピニングを中心に、シマノとダイワから6機種を比較します。ぶっこみ専用で石鯛竿を使う場合は、両軸リールを含めて別に考えるのがおすすめです。
▶ するするスルルーの仕掛けや釣り方の基本は【するするスルルー徹底解説】をご覧ください。
結論|迷ったら8000番のHG・Hが最も使いやすい
最初の1台なら「24ストラディックSW 8000HG」がおすすめです。価格を抑えるなら「23BG SW 8000-H」。根から強引に離す巻き上げ重視なら「21ツインパワーSW 8000PG」または「26セルテートSW 8000-P」が本命です。
| 重視すること | おすすめリール |
|---|---|
| 価格を抑えたい | スフェロスSW 8000HG/BG SW 8000-H |
| 迷わず1台選びたい | 24ストラディックSW 8000HG |
| ゴリ巻き・根回り重視 | 21ツインパワーSW 8000PG/22カルディアSW 8000-P |
| 長く使える上位機 | 26セルテートSW 8000-P |
シブダイ向けリール選びで外せない5条件
- 番手:標準は6000~8000番。太糸・良型・荒磯まで考えるなら8000~10000番。
- ギア:ウキ釣りで糸ふけ回収を優先するならHG・H。巻き上げトルク優先ならPG。
- 糸巻量:PE3~4号を300m前後巻けることを基準にする。ナイロン6~10号を使う場合は、購入前に実際の巻糸量を確認。
- 剛性とドラグ:最大ドラグ値だけでなく、高負荷時のボディのたわみにくさとドラグの滑らかさを重視。
- ベール操作:大型SWリールはマニュアルリターンが多いため、キャスト後は手で確実に戻す。
するするスルルー向けリールは糸の出しやすさと回収力が重要
するするスルルーでは、キビナゴなどの餌を潮に乗せて仕掛けを送り込むため、ラインをスムーズに出せることが大切です。一方、シブダイが掛かった後は根へ入られる前に糸ふけを回収し、主導権を取る必要があります。遠くまで流す釣りなら回収の速い8000番HG・H、根の荒い近~中距離戦で巻き上げ力を優先するなら8000番PGが選びやすいでしょう。
▶ リールと合わせる竿選びは【するするスルルーのおすすめ竿10選】で詳しく紹介しています。
シブダイ向けおすすめリール6機種の比較表
| メーカー・機種 | ギア比/巻上長 | 自重 | 最大ドラグ | 糸巻量 | 希望価格 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ スフェロスSW 8000HG | 5.6/107cm | 665g | 13kg | PE4号300m ナイロン5号275m・6号230m・8号160m(公式) | 19,800円 | 低予算でSWの安心感が欲しい |
| シマノ 24ストラディックSW 8000HG | 5.6/107cm | 665g | 16kg | PE4号300m ナイロン5号275m・6号230m・8号160m(公式) | 44,200円 | 初めての本命・万能型 |
| シマノ 21ツインパワーSW 8000PG | 4.9/94cm | 615g | 25kg | PE4号300m ナイロン5号275m・6号230m・8号160m(公式) | 79,800円 | 巻き上げ・根回り重視 |
| ダイワ 23BG SW 8000-H | 5.7/110cm | 605g | 15kg | PE4号300m ナイロン8号約150m・10号約120m(換算目安) | 23,300円 | 価格と剛性を両立したい |
| ダイワ 22カルディアSW 8000-P | 4.9/94cm | 635g | 15kg | PE4号300m ナイロン8号約150m・10号約120m(換算目安) | 42,800円 | PGを手頃に選びたい |
| ダイワ 26セルテートSW 8000-P | 4.8/94cm | 655g | 25kg | PE4号300m ナイロン8号約150m・10号約120m(換算目安) | 93,100円 | 長期使用・上位機志向 |
シマノのシブダイ向けおすすめリール3選
1.スフェロスSW 8000HG|まず予算を抑えて始めたい人
8000番でPE4号300m、最大ドラグ13kgを確保しながら、希望価格は2万円を切ります。自重665gと軽くはありませんが、夜磯で使う4~5号クラスの竿には合わせやすい重量です。使用回数が少ない人や、予備機を用意したい人にも向きます。
2.24ストラディックSW 8000HG|迷ったらこれが本命

この記事の総合1位です。スフェロスSWと同じPE4号300m・自重665gながら、最大ドラグは16kg。HGは1回転107cmで、流した仕掛けの回収やヒット直後の糸ふけ処理が速く、電気ウキ・するするスルルーの1台目として扱いやすい設定です。
3.21ツインパワーSW 8000PG|根から離すパワーを優先

最大ドラグ25kg、自重615g。PGの巻き取りは1回転94cmで、スピードよりトルクを重視したモデルです。足元から水深があり、掛けた直後に強引に主導権を取りたい場所と好相性。価格は上がりますが、荒磯で長く使う人には安心感があります。
ダイワのシブダイ向けおすすめリール3選
1.23BG SW 8000-H|コスパ重視なら最有力

フルメタル(アルミ)ボディ、PE4号300m、最大ドラグ15kgで希望価格23,300円。自重605gと今回の8000番では最軽量です。Hは1回転110cmで回収が速く、ウキ釣りに使いやすい設定。防水機構など上位機との差はありますが、価格と基本性能のバランスは優秀です。
2.22カルディアSW 8000-P|手頃なパワーギア

アルミ製モノコックボディとマグシールドを搭載し、PE4号300m・最大ドラグ15kg。PGは根回りで落ち着いて巻き続けやすく、強さと価格の釣り合いが取れています。HGほど回収は速くないため、遠くへ流す釣りより近~中距離でのパワーファイト向きです。
3.26セルテートSW 8000-P|長く使うなら最新上位機

2026年発売の上位モデル。PE4号300m、最大ドラグ25kgで、アルミ製モノコックボディとパワードライブデザインを採用しています。自重655gでPGの巻き取りは94cm。シブダイだけでなく青物や遠征にも使い回し、1台を長く使いたい人に向きます。
ステラSW・ソルティガは必要?
現行ステラSW 8000HGと25ソルティガ8000-Hはいずれも希望価格155,000円で、性能は最高クラスです。ただし、シブダイ専用としては予算が大きくなります。遠征の大型青物やジギングと兼用する人、所有感まで重視する人以外は、ストラディックSW~セルテートSWまでで十分に選べます。
番外編|シマノ BB-X レマーレ 8000DHG

番外編として「26 BB-X レマーレ 8000DHG」です。2026年7月発売予定の大型レバーブレーキリールで、するするスルルーや大型尾長、青物などを想定したモデルです。
| ギア比/最大巻上長 | 5.8/104cm |
|---|---|
| 自重 | 360g |
| 最大ドラグ/最大ブレーキ | 11kg/11kg |
| ナイロン糸巻量 | 6号200m・8号150m |
| PE糸巻量 | 3号340m・4号260m・5号200m |
| メーカー希望価格 | 88,000円(税別) |
レマーレの最大の特徴は、魚の突っ込みに合わせてレバーで瞬時に糸を出せることです。ドラグだけに頼らず、瀬際で竿の角度を立て直したり、急な突っ込みをかわしたりできるため、レバーブレーキに慣れている人には強力な選択肢になります。
一方で、SWスピニング8000番より最大ドラグは小さく、PE4号の容量も260mです。「ドラグを締めてゴリ巻きするリール」というより、レバー操作を使ってシブダイとの距離を細かく調整したい人向け。自重360gと軽く、長時間仕掛けを流すスーパーフカセにも合わせやすいのが魅力です。
参考:シマノ公式「BB-X レマーレ 6000DHG/8000DHG」
シマノとダイワ、シブダイ釣りではどちらがいい?
| 比較ポイント | シマノ | ダイワ |
|---|---|---|
| 低価格モデル | スフェロスSW。価格を抑えつつ大型SWの基本を確保 | BG SW。フルメタルボディと軽さが魅力 |
| 中核モデル | ストラディックSW。HGで手返しがよく万能 | カルディアSW。モノコックとPGを手頃に選べる |
| 上位モデル | ツインパワーSW。軽さと25kgドラグ | 26セルテートSW。最新設計と25kgドラグ |
| 選びやすさ | 同番手でPG・HGを比較しやすい | ボディ構造・ATD・巻き感の好みで選びやすい |
結局はメーカー名より、釣り方に合うギア比・糸巻量・予算で決めるのが正解です。すでに同じメーカーの替えスプールやハンドルを持っているなら、互換性も確認してブランドを揃えると無駄がありません。
6000番と8000番、PGとHGの選び分け
| 選択 | 向く状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 6000番 | 足場のよい堤防・中型中心・軽快さ優先 | 太糸の糸巻量と大型外道への余裕は小さめ |
| 8000番 | 荒磯・良型・太糸・青物などの外道も想定 | 重量が増えるので竿とのバランスを確認 |
| HG・H | 遠くへ流すウキ釣り、糸ふけ回収、手返し重視 | 高負荷時はPGより巻きが重く感じやすい |
| PG | 根回り、強引な寄せ、巻き上げトルク重視 | 仕掛け回収は遅くなる |
シブダイ用リールについてよくある質問
シブダイなら6000番では小さい?
足場がよく、中型中心なら6000番でも狙えます。ただし荒磯・太糸・大型外道まで考えるなら、8000番の余裕が安心です。
PEとナイロン、どちらがいい?
感度と糸巻量ならPE、クッション性と扱いやすさならナイロンに利点があります。釣り方で変わるため、リールは使用ラインを必要量巻けるかで選んでください。
するするスルルーには何番のリールが合う?
シブダイ狙いでは8000番が基準です。仕掛けを遠くまで流して素早く回収したいならHG・H、根回りで巻き上げ力を優先するならPGが向きます。ナイロン6~8号、またはPE3~4号を必要量巻けるかも確認しましょう。
最大ドラグが大きいほど有利?
数値だけでは決まりません。竿・道糸・ハリスとのバランス、ドラグの滑らかさ、ボディ剛性を含めて考えることが大切です。
まとめ|最初の1台は8000HG、パワー優先なら8000PG
- 総合おすすめ:24ストラディックSW 8000HG
- コスパ重視:23BG SW 8000-H
- 価格を抑えたPG:22カルディアSW 8000-P
- 巻き上げ・上位機:21ツインパワーSW 8000PG/26セルテートSW 8000-P
シブダイ用リールは、軽さだけで選ばず「掛けた直後に根から離せるか」で考えるのがポイントです。まずは8000番を基準に、遠くへ流すならHG・H、巻き上げトルクを重視するならPGを選べば、大きく外しにくいでしょう。
▶ 実際にするするスルルーでシブダイを釣った釣行記もあわせてご覧ください。
主な仕様は、シマノ・ダイワの公式製品情報を2026年7月18日に確認しています。購入前にはメーカー公式サイトで最新仕様をご確認ください。
