磯や防波堤で使用するタモの柄の中で固着しにくい機能があります。その中でシマノのアンチロックジョイントは絶対に固着しない、固着しようがないシマノ唯一無二の機能です。
実際に使ってみた感想は、高い磯で操作が難しい時や低い磯で根が張り出して遠くですくいたい時、風が強い時、波が高い、うねりがある、サラシがきついなど最後のタモ入れで一番ストレスがかかるときでもサッと振り出してスッと回収できます。
タモ入れですくい損なってバラすなんてこんな悔しいことはありませんが、そう言ったことも少なくなるのではないでしょうか。
シマノのアンチロックジョイント搭載のタモの柄は3種類。
【イソスペシャルタマノエ】【BB-Xタマノエ】【ファイアブラッドタマノエ】3種類の主な違いはデザインと長さです。次の章で簡単にまとめてみました。
アンチロックジョイント搭載タモの柄 ラインナップは3種類
デザインがブラック基調のイソスペシャルカラー
5m、6m 【イソスペシャル】
デザインがホワイト基調のBB-Xカラー
5.5m、6.5m 【BB-Xスペシャル】
デザインがブラックとレッドのファイアブラッドカラー
5.5m、6.5m、7.5m 【ファイアブラッド】
好みのデザインやウエアと合わせたり、あとはよく行く釣り場の高さにあった長さで選べばいいじゃないでしょうか。
長さについては実際に使える長さが17.2%も長いと言うことなので少し短くして軽量化ということも出来るかもしれません。
口コミのところで詳しく述べてますのでご参考にしてください。
シマノ タマノエの特徴 大きくは3つ
シマノHPから
一つ目はなんと言ってもまずは新発想のアンチロックジョイント
新発想から生まれたアンチロックジョイントを採用。エアアシスト尻栓との相乗効果により、新次元のハイスピードフィニッシュを実現します。また強く振り出した時や大物を引き上げる際の最大伸長時にも節間が密着することがないため、固着を気にすることなく素早い取り込みが可能になります。さらに、スパイラルXコアを用いることでブランクスの張りを強め、風や波を裂くような鋭い操作感を実現しました。
二つ目にスパイラルXコア
高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
最後三つ目にGクロスプロテクター
節の継ぎ目はやりとり中にもっとも負担が集中する部分。Gクロスプロテクターは破損のリスクを大幅に軽減するとともに、玉口部分に精悍なルックスを与えます。
シマノ アンチロックジョイントの口コミ
どーもです😎
固着マスターのクロです🤡アンチロックジョイントの物をお持ちですか?
FBの650も持ってみたのですが、やっぱりイソスペの方が軽いのと、今まで650位の使ってた人ならこのアンチロック600でも働きは同じなんじゃないかと思います✨
— クロ (@kuro_keiba) October 29, 2021
10年以上同じ玉の柄を使っていて、フルで出し切ると固着のニオイがぷんぷんしてます。
そこで、今日、シマノの磯スペシャル玉の柄500を発注しました。
FB550にしようと考えてはいたのですが、アンチロックジョイントのためフルで5m使えるはずなのでこれまでの550と変わらないはず。という目測。— ジャーニーマン (@journeyman0310) February 16, 2022
来た。新しい相棒。
シマノ イソスペシャルタマノエ500。
アンチロックジョイントが決め手。ファイアブラッド550と迷ってたけど、5m振り出し切れる構造なので500でOK。コレでロクマルを掬うのだ。
早速検品致す。#シマノ #イソスペシャル #タマノエ pic.twitter.com/tTXrYD8uY9— ジャーニーマン (@journeyman0310) February 19, 2022
シマノよ
アンチロックジョイントの小継の玉の柄を、低価格で出したら関西でバカ売れするぞよ— ZUMA (@fat_ika50) August 12, 2021
Twitterを見ていると長さに関するツイートが多く見られました。
「今までのタモに比べてフルに使えるので少し短いのを選んで軽量化して振りやすくなる。」と言った口コミがたくさん見れます。
実際アンチロックジョイント搭載していないモデルと比べると常にフルレングスが使えるため有効長が最大で17.2%の延伸だそうです。
シマノHPより
17.2%も有効長が長いということなので普段使用のタモの柄より少し短いのを選んで軽量化するのも良いかもしれません。
その他のレビューでは他のモデルへのアンチロックジョイントの採用希望です。それは釣りかつも望みますが、シマノさんも廉価モデルに搭載しちゃうとイソスペ・BB-X・ファイアブラッドが売れなくなっちゃうからですかね。
まとめ
釣りかつの口コミは冒頭にも書いた通り、高い磯で操作が難しい時、低い磯で根が張り出して遠くですくいたい時、風が強い時、波が高い時、うねりがある時、サラシがきつい時などなど最後に一番ストレスがかかるタモ入れ時に何も考えずサッと振り出してスッと回収できるので本当のストレスフリーです。
最後のタモ入れでバラしてしまうとこんな悔しいことはありません。しかしそんな心配や不安をほぼ感じることなく操作できます。
「サッっと振り出してスッと回収できる。」ほんと抽象的な表現(笑)になりますが、一度使っていただくと「ああそういうことか。」とご納得いただけると思います。
使った時の感覚はまさに「サッ」と出して「スッ」と回収なんですが、「よくわからんよ」という方のためにシマノさんからデータを出していただいてますので掲載します。
シマノHPより
「20.0%振り出しが早くて41.6%も回収が早い。」このデータを肌で体験してみてください。
好きなデザインと長さを選んで是非ともストレスフリーのタモ入れを!
最後にせっかく買った新品のタモの柄、地面に置くことになっても傷まみれにしたくない、タモの柄を長く大事に使いたいという方はこらも参考にしてください。熱収縮チューブを使ったタモの柄の保護・傷防止
最後まで読んでいただきありがとうございました。