新年早々の1月3日和歌山県中紀の田杭の磯にグレ釣りに行ってきました。
和歌山の磯の中で田杭の磯は40オーバーが数多く釣れる磯の一つとして有名です。
今回は白井渡船さんに田杭の4人バエという磯にのせてもらいました。
田杭の磯の特色、4人バエの磯案内、仕掛け、ポイントなどをお伝えします。
和歌山県中紀 田杭 4人バエ磯案内
田杭の磯の特色として北西がまともに当たる磯で風裏もないので冬は出れない時が多いです。
低い磯も多いので潮が引くまで乗れないなんてこともありますし、磯数もそんなに多くないので乗れる人数も限られてしまいます。
そんな田杭の磯ですが、40オーバーのグレが口太、尾長ともに数釣れる和歌山の磯では貴重な場所になります。
さて4人バエの紹介です。
初めてこの磯の名前を聞いた時、4人も乗れる大きな磯なんやと思ってました。
いざ乗ってみると4人どころか2人でいっぱいいっぱいの小さな磯です。
田杭の渡船区の北の端の方にあります。
北西風がふきすさむ頃になるとこの4人バエに海苔が着いてきます。この海苔は北西風が吹けば吹くほど生えてきます。
少しぐらいの海苔だと磯靴でどうにかなりますが、この画像ぐらいに海苔がついてしまうとどんな磯靴をもってしても滑りまくりです。
びっしりの海苔の上に乗るとどんな磯靴でも氷の上のスケート靴みたいなもので役に立ちません。
対策は3つ
①金属のマゼラーで海苔を削る
②足元にドンゴロスみたいな布をひく
③潮が引いている時はフジツボの上や海苔の生えていないところで良い釣座があれば動かない
釣りかつはこの3つぐらいしか思い当たりません。
もし他にいい方法があればTwitter等で教えていただけるとありがたいです。
①の海苔を削ると多少は滑りにくくなります。②の布を引くはその場所だけはいいですが、布からはみ出すとすぐ滑ります。1番の対策だと思うのは③の海苔が生えていないところで大物がかかった時のやり取りまでを想定した上で釣座を決めて動かない。ですかね。
やり取り中や魚をクーラーや活かしバッカンに入れるために動けば動くほど危険ですので、少々大きいのがきても獲れる釣座を探して、出来ればクーラーや活かしバッカンを動かなくても魚を入れれる所に置いておくことです。
転倒すると本当に氷の上で転倒するような感じになって頭を打ったりしますので、十分注意してください。
和歌山中紀田杭 当日の海況
1月3日
大潮 満潮 6時25分 干潮 11時46分
水温 14.8°
天候 晴れ 風向風速 北西3〜6m
和歌山中紀田杭 当日の釣果 仕掛け
大潮周りの田杭は潮の流れが全般に良くないことが多いです。
乗ってすぐに思ったのが案の定潮の流れは良くありません。ほとんど止まってます。
潮が満ちている時は沖向きの右手に大きなシモリがあって、そのまわりが狙えます。
初めは0ウキの全遊動仕掛けでシモリ周りからスタートしました。
ほとんど潮が動かずに、動いても下りの潮ということは当たりが少ないだろうなあと思ってました。
全遊動でタナを2ヒロからゆっくり探っていきますが当たりがありません。
8時頃ようやく太陽が昇ってきてやっと光がさしてきました。(4人バエは東に山を背にして太陽が出るのが遅い)
太陽が昇って光でウキが見えないので0の棒ウキの全遊動でシモリ周りを狙ってみました。
すると棒ウキのスッとした気持ちのいい当たりがあり合わせを入れると
きましたー
41cmのグレ
今年の初グレが40オーバーでテンションあがります。田杭の磯は当たりが少ない時でも40オーバーが釣れるので集中力が途切れません。
本命は上り潮(沖に向かって右)なんですが、ゆっくり下りの潮(向かって左)が入ってきました。
すると潮が動き始めたタイミングでひかぴょんの竿に
きましたー
ひかぴょん自己記録更新の43cm
おめでとう‼️
風が強くなってきて、軽い棒ウキ(0)なので道糸と一緒にウキが引っ張られてるような気がしたのでウキを少ししもらせるのにエイジアのマスターピース01に変更。
釣りかつも下りの潮に乗せて
ゆっくりとウキを流していると…
ウキがゆっくりとしもって見えなくなってから道糸がヒュッと張ったので合わせを入れると
きましたー
35cmぐらいのグレ
その後、潮が引いてきて当たりが遠のきました。
北西の風が強くなって下りの潮と同じ方向でやりにくいです。
潮が引いてくるとタナが深くてなることが多いのとエサも残ってくるので3Bの2段ウキの重たい仕掛けで4ヒロぐらいを狙いました。
さすが2段ウキです。風の向きと潮が同じでも仕掛けが安定してます。
すると
きましたー
32〜33cmのグレ
タナはさらに深くなり5〜6ヒロを狙うと
きましたー
さっきまでのテンションと明らかに違います。
竿の胴までテンションがかかってゆっくり慎重にやり取りをしていたのですが、あともう少しというところの最後の最後にハエ根に突っ込まれて痛恨の下ハリス切れ。
何かは見てませんがデカかった•••
多分グレです‥・
悔しいです。
竿を立ててしまいました。竿を真っ直ぐに立てるとグレは真下に突っ込みます。竿を寝かすと寝かした方に泳いでくれます。わかっているのにやってしまいました。
修行が足りません。
また行きます。いつまでも終わりません…(笑)
その後同じぐらいの棚で42cmを追加。
その日の釣果は二人で43.42.41cmの40オーバー3匹を含む7枚でした。
田杭の磯のポテンシャル高いですね。
当日は潮が上ることはなかったですが、上りが続けば1人二桁も十分狙える磯になります。
当日の仕掛け
なんかこうみてると知らず知らずにウキは釣研になってますね😅
和歌山県中紀田杭 白井渡船
ここで白井渡船さんの紹介をします。
白井渡船さんの場所ですが、目印は日高町のクヌッセン機関長救命艇保管庫を目指してください。
そこの横から港に降りて左側に行くと乗船名簿があるのでそこに名前を記入して順番待ちです。
先着順に磯の選択権があります。
その日は前日の22時ごろに到着したんですが、すでにもう7名の方が来られてました。
1番の方に聞くと前日の18時にはもう来られてたみたいです。
みんな凄いです。ちょっと頭のおかしな方々が来られてます。←お前もやろ!(笑)一人ツッコミ
車中泊して周りの物音で目が覚めました。
たくさんの方々で賑わってます。
いやでもテンション上がります(笑)
オラワクワクすっぞ〜みたいな感じ(笑)
いつかは和歌山の磯でまだ見ぬ夢の大物目指します‼️
最後まで読んでいただきありがとうございました。
田杭の磯でコバエも載せてます。合わせてご覧ください。【グレ40cmオーバー連発】 田杭 白井渡船 コバエ